キャラクター保管所からどどんとふのチャットパレットを作成する方法

今更どどんとふの記事ですこんにちは。まあチャットパレットの生成自体は他のオンセシステムでも使えるかもしれないからね?

みんな大好き、オンセ向け高機能キャラクターシート作成サイトのキャラクター保管所さんのキャラクターシートを作成して、どどんとふ向けのチャットパレットを生成する方法です。

どどんとふについては、公式鯖でもむせるでも、また各個人運営のものでも、どれでも同様に使用出来ます。

なんで書いたの?

チャットパレットの説明はあっても、キャラクター保管所さんのから書き出す方法について書かれているのが見つからなかったり、キャラクター保管所さんから書き出す方法があっても、チャットパレット自体の説明がなかったりしたから。

そもそもチャットパレットって?

よく使う、定型のチャット発言やダイスロール(通常はこちら)を登録しておき、マウス操作で素早く発言・ダイスロールを行える機能。いちいちダイス・能力値などを入力しなくていいのでオンラインのセッションが捗ます

一方で、ツールだよりだといつまでもルールの理解が進まない場合などがあります(ので可能な限り自分で作成すること)。

また、チャットパレットの発言は1行1回なので、複数行の発言をまとめてチャットパレットから行うということはできません(従って、発言・ロールの区切りは改行となります)。

パレット自体には発言する機能の他に、

  • タブによる整理
  • タブ名・タブの色の設定
  • 変数による値の参照(使い回し)
  • どどんとふ上での編集の他、ダウンロード、アップロードにより外部での編集の対応

があります。

準備

チャットパレットの書き出しに対応しているシステムのキャラクターを作成します。

本稿では、SW2.0のサンプルキャラクター「人間の戦士」を使用します。

作成画面の開き方

キャラクターシートの左側のメニューに、上図の様に「チャットパレット→作成、→保存」なるボタンが存在するので、「→作成」ボタンをクリックして、キャラクターシートからチャットパレット作成画面に遷移します。このとき、キャラクターシートは保存しておいてください。

チャットパレット作成画面の説明

  1. 作成したチャットパレットを保存します。パレットのテーブル(タブ)数を1にし、更にその中身を空欄にすること(上図の状態)で上書き保存するとチャットパレットを削除します。
  2. 元々作成されているチャットパレットをアップロードします。通常は余り行いません。
  3. 作成したチャットパレットをPCにダウンロードします。ダウンロードしたファイルはどどんとふにアップロードして作成します。
  4. どどんとふのチャットパレットで「タブ名」にあたる部分。
  5. どどんとふのチャットパレットで「タブの色」にあたる部分。
  6. チャットパレットに追加される発言・ダイスロール内容の入力欄
  7. キャラクターシートから導出されている変数一覧
  8. 変数を単体でチャットパレットに入力する。※、※※
  9. 判定などで組み合わされる変数をチャットパレットに入力する。※、※※
  10. 戦闘で組み合わされる変数、ダイスロールをチャットパレットに入力する。※

※6に該当するチャットパレットの入力欄にテキスト入力カーソル(キャレット)があっている状態でないと、エラーが出て入力されません(複数タブへの入力や、パレット上での並び順の都合)。

※※(SW2.0においては)ダイスロール部分は入力されないので、そこは手動で入力する必要があります。また、能力値ボーナスが適用されない状態なども判定してくれないので、そこはルールブックに従ってください(技能がない素振りの判定に能力値ボーナスが乗ってしまうなど)。

実際の作成方法

上図はタブ名に「戦闘用」と入力し、更にその下の入力欄にキャレットを合わせ、「バスタードソード」の「命中+通常攻撃」を「パレットに追加」ボタンをクリックした直後のものになります。

{}で囲まれている文字は「変数」となり、チャットパレットをダウンロードするとこの変数の設定も同時に書き出してくれます。そのため、このテキストボックスの内容を単にコピペするだけでは、チャットパレットは機能しません(コピペで動作させるには、下の「変数」の内容もチャットパレットにコピーする必要があります)。

更に、カーソルを威力ロールの行の先頭(k{威力1}の前)に合わせ、「命中+通常攻撃」の部分を「全力攻撃」に変更してから「をパレットに追加」ボタンをクリックすると、下図のようになります。

このように、追加したい行の先頭にカーソルをあわせてボタンをクリックすることで、希望の位置に発言を配置することができます。

また、注釈の発言(ロールの後ろについているダメージや命中/バスタードソードなど)や改行は手動入力でいじることができます。

続けて、非戦闘用のパレットも作成していきます。

赤囲いの「増やす」ボタンを2回クリックして、入力欄を2つ追加し、更にパレットの名前を入力します(下図)。

サンプルキャラクターのHFOはレンジャー技能を習得しているので「探索用」タブにレンジャー技能を利用した探索系の判定を、回復用タブにはポーションなどの回復量ロールを入力します。

まずは「探索用」の入力欄にキャレットをあわせ、判定などの後ろにある、「器用度」となっているドロップダウンリストをクリックします。

すると、上図のように器用度は器用度でも、「スカウト技能」と組み合わせた器用度が選択されていることが分かります(入力すれば自明ですが、ちょっと分かりづらい)。

そこで、今回は「探索/レンジャー」の下にある「器用度」と「知力」でそれぞれ「をパレットに追加」ボタンをクリックします(器用度を選択してからクリック、続いて知力を選択してからクリックの意。まとめて入力はできない)。すると、下図の状態になります。

この状態だと、ボーナスしか入力されず、判定は行われないので、戦闘に「2d6+」を追加して以下のようにします。

更に、「回復用」タブの入力欄に移動して、救命草、魔香草、ヒーリングポーションについても同様の操作を行うと、下図のようになります。

こちらは、威力ロールk○○が入力されているので、このまま使用することができます。

捕捉:変数について

変数は繰り返し使う数値(SW2.0でいえば能力値ボーナスや技能レベル、クトゥルフ神話TRPGでいえば各技能レベルやアイデアロールの目標値など)を設定し、再利用するためのものです。

言い方を変えると、「チャットパレットから発言する際に、自動で置き換える文字を設定している」ことになります。

実際に発言される内容は置き換え後なので他人から見ると、数値しか見えませんが、自分で発言する際にはどの値を使うかが一目瞭然なのでミスに気付きやすいという利点があります。また、キャラクターの成長などで数値が変動した場合、一箇所変更すれば済むという利点もあります(手動作成の場合)。

どどんとふ以外のオンセツールやダイスボットを使用する場合においては、チャットパレットがない場合(IRCやディスコのBOTなどにはありません)、形式が異なる場合が考えられます。

そういった場合にキャラクター保管所さんのチャットパレット作成支援を使いたい場合は、置き換えマクロ、高機能置き換えツールなどを利用して、一括で置き換えるといいでしょう(この内容についてはいずれ)。

チャットパレットのダウンロードとどどんとふへのアップロード

ダウンロード方法

上図のパレットから念のため「上書き保存」をしてから、「ダウンロード」ボタンをクリックして、作成したチャットパネルファイルを取得します。

すると、環境にもよりますが、下図のような酷いことになる場合があります(ダウンロードが始まった方はそのままダウンロードして大丈夫で、アップロード方法まで読み飛ばして構いません)。

酷いことになってしまっても慌てず、「Ctrl+S」で表示されたWebページを保存します。

保存ダイアログで、これも環境によりますが上図のようにファイルの種類が「Text Document(またはテキストドキュメントなど)」になっていて、更にファイル名の末尾が「.cpd.txt」などになっている場合があります。

この場合は、まずファイルの種類を「すべてのファイル」に変更し、更にファイル名の末尾の「.txt」を削除して「.cpd」で終わるように変更します。

変更したら、分かりやすい場所(マイドキュメントやダウンロードフォルダ)に保存します。

アップロード方法

キャラクター保管所さんでの作業は終了で、続いては実際にセッションを行うどどんとふの部屋にログインします。

チャットパレットが表示されていない場合は、どどんとふ上部のメインメニューから、「表示→ウィンドウ→チャットパレット表示」と進んでチャットパレットのウィンドウを表示します。

チャットパレットウィンドウは初期状態で上図のようになっていますが、ここでは直接編集などは行わず、「ロード」ボタン(赤囲い)をクリックしてファイル選択ダイアログを出します。

すると、通常のファイル選択ダイアログが表示されるので、先ほどダウンロードしたチャットパレットファイル(.cpdファイル)を選択します。

もし見つからない場合は、.txtファイルのまま保存している場合があるので、もう一度ダウンロードからやり直すか、ファイル名を変更するなどしてください(通常のWindows設定では、.txt部分が表示されない場合があるので、よく分からない人はダウンロードからやり直した方が確実です)。

アップロードに成功すると、下図のように先ほど作成したチャットパレットの内容がロードされ、セッションに使用できる状態になります。また、チャットパレット作成中は入力されていなかった変数が設定されているのが分かると思います(—————変数—————以下)

チャットパレットの使用方法

ロードまで終わったチャットパネルはすでに使用できる状態になっています。発言したい行をシングルクリックすると、下図のようにタブ名とチャットパレットの内容の間にあるテキストボックスに、チャットパレットの選択した行の内容が入力されます。

この状態で「送信」ボタンをクリックすると、そのまま内容が送信されます。また、送信ボタン左のテキストボックスの内容を変更してから送信ボタンをクリックする(またはEnterキーを押す)ことで、変更した内容のまま発言することができますまた、この操作によりチャットパレット自体の内容がかわることはありません。

これにより、戦闘中の様々な効果により判定に修正値が必要になった場合(転倒や魔法によるbuff, debuff, 難易度修正など)にも手早く判定を行えます。

一方で、何の変更も必要ない場合は、単に発言したいチャットパレットの行をダブルクリックすることで、素早く発言・ダイスロールが行えます。

おわりに

おしまい。